ロー&ディスオーダーマルセイユ犯罪捜査班を配信視聴する方法

金融犯罪が専門のパリのエリート刑事トマは、非番の日に思わぬ事件に巻き込まれ、とんでもない失敗を犯す。罰として懲戒委員会から言い渡されたのは、マルセイユ警察への左遷だった。妻子と別れ、渋々マルセイユに赴任したトマだが、一癖も二癖もある刑事課のメンバーは、パリジャン気取りのトマを受け入れようとしない。チームはぎくしゃくしたまま、射殺体で見つかった女性の捜査を開始するが、トマに更なる災難が降りかかる…。

ルーヴル美術館からマルセイユへ移送中だった貴重な写本が、何者かに奪われる事件が起きた。犯人は走行中の輸送車を爆破して、中にあった写本を奪うとベースジャンプで飛び去ったのだ。サッカーのスター選手を撃った張本人であることがバレて針のむしろ状態のトマは、写本を見つけたらパリに戻すという署長の言葉に奮い立つ。一方、トマが目障りな３人組は、トマより先に犯人を捕らえて手柄を挙げようと画策する。

トマの子供たちが週末を過ごしにマルセイユにやってきた。久しぶりに子供たちに会えたトマはウキウキしながらビーチへ繰り出すが、ちょうどそこへ刺殺体が流れ着き、週末返上で仕事をするハメに。一方、マルセイユ署では前日に行われたパーティーで食中毒が発生し、署員が大量に休む事態に。誰かが故意に毒を仕込んだ可能性があるとして、捜査が開始されるが…。

ハイブランドの服を着てバイクに乗る動画で人気の女性インフルエンサーが射殺される事件が発生した。現場が治安のよくない地区だったことと、勤めている修理工場の稼ぎをはるかに超える大金が部屋から見つかったことで、トマは麻薬がらみの事件と決めつけて捜査を進めようとする。ところが、事件発生時に被害者と一緒にいたのがアンジュのいとこだったことからアンジュは一方的な事情聴取に激怒し、トマとチームは再び衝突する。

パリへの帰還の道が見えないトマは、仕方なくマルセイユで部屋探しを始めるが、なかなかいい物件に当たらない。そんな時、警察署内に侵入した男が人質を取って証拠保管室に立てこもる事件が発生。人質に取られたのはなんとトマだった。署長が呼んだ特殊部隊（RAID）は、犯人の説得よりもマニュアル優先ですぐに突入作戦を立て始める。トマの命が危ないと知ったノラは、署長に突入までの時間稼ぎを頼み、犯人の情報集めに奔走する。

トマはジュリオのいとこに紹介された部屋に入居したが、サッカーのスター選手を銃撃した張本人であることがバレたため、住人たちに追い出されてしまう。一方、マルセイユの海岸に流れ着いたゴムボートから、１人の赤ん坊と大量の血痕が発見された。ボートの母船の持ち主はフォヴァールという大金持ちの実業家で、ボートは３日前に盗まれたと主張した。しかし、やけにトマに取り入ろうとするフォヴァールの態度を怪しんだノラは…。

ビーチに設置されたトレーニング器具に犬のリードをかけて首を吊っている遺体が発見された。近くに足場がなかったことから、ノラたちのチームは他殺の線で捜査を始めるが、元妻エレーヌの妊娠報告にショック状態のトマは心ここにあらず。被害者が勤める動物病院を調べに行っても、途中でエレーヌの恋人からの電話に出たため、病院に侵入していた怪しげな女性を取り逃がしてしまう。

小学校の敷地内で校長ナタリー・ラルボーの遺体が発見された。クロエは現場の様子から犯人の執着を感じ取る。校内にある被害者の住居からは養子縁組の関連書類が何通も見つかった。独身で恋人がいなかったが、子供を持ちたかったようだ。ところが解剖とデジタル捜査の結果、ナタリーが妊娠していたことが判明する。