ピスト・ノワール～スキーリゾート殺人事件を配信で見る方法

フランスで460万人が視聴し、絶大な人気を博したクライムドラマ！美しいアルプスのスキーリゾートで発生した殺人事件を、リヨン出身の国家憲兵エミリーが解決に挑む。各エピソードが衝撃の結末で締めくくられる全6話から目が離せません！

■ 2023年1月、フランスのテレビ局France 2で放送され、初回視聴者数460万人を記録したこの話題作を、日本では独占初放送いたします。

■ クレリー・スキーリゾートと呼ばれるアルプス山脈の壮大な景色の中、国際的に有名なスキー選手の勝利パーティーが開催されていました。しかし、その喜びもつかの間、突如として炎上する谷が全てを変えてしまいます。この「事故」が発端となり、エミリーが地元クレリーの憲兵セルヴォズと共に捜査を開始しますが、リゾートの華やかな外観の裏に隠された暗い秘密が明らかになる。

■ 主人公エミリーは複雑な家族事情を抱えるシングルマザーで、彼女を演じるのは「バルタザール　法医学者捜査ファイル」のコンスタンス・ラベ。共に捜査を進めるクレリーの憲兵セルヴォズ役には「トンネル　～国境に落ちた血」のチボー・ドゥ・モンタランベール。撮影はフランスの人気スキーリゾート、モルジヌ＝アヴォリアで行われ、その映像美も見どころです。

■ フランスのスキー場の難易度表示にちなんで名付けられたこのシリーズのタイトル「ピスト・ノワール」は、最も難易度の高い黒コースを指し、このコースは事故が発生しても自己責任とされる危険な場所です。このドラマは、その名の通りのスリリングな展開を見せます。

国際的に有名なスキー選手ボリス・アルノーが、地元クレリーでチャンピオンの座を射止める。妻のシャルロットは、夫婦が所有するイスバ・ホテルで盛大なパーティーを開き、華やかな祝宴が繰り広げられる。しかし、その裏側には想像を絶する闇が潜んでいた。

一方、季節労働者たちが住む「居留地」では、突如火災が発生。ホテルのウェーターとして働くコルトが焼死体で見つかり、クレリーに衝撃が走る。

リヨンから応援のため地元クレリーに戻った憲兵のエミリーは、同じく憲兵のセルヴォズと組んで事件の捜査を開始する。調査を進めるにつれ、コルトが麻薬密売に関与していたことが明らかになる。

イスバ・ホテルで発生した火災で死亡したと思われていたコルトは、実は無事だった。真の犠牲者はホテル従業員のエムリであり、衝撃的な事実が明らかになる。

エミリーはコルトに売人仲間と会うよう仕向け、取引を持ちかける。しかし、待ち合わせに現れたのはエミリーの弟バティストだった。バティストは麻薬密売に関与していたことが発覚し、拘置所へ送られる。

村長のクレールヴォワは、不動産開発者のジュールダンやシャルロットと進める新ゲレンデのプロジェクトに力を入れていた。しかし、アレクシス率いる反対派の抵抗により、計画はなかなか進まない。

コルトの恋人のティフェーヌが、自宅から突き落とされ重傷を負う。犯人はフォーベルと判明し、スイスへと逃亡してしまう。エミリーたちは、フォーベルを雇っていたジュールダンから話を聞く。

エミリーは、絶縁していた母アンヌと再会する。息子テオが村に来ることになり、エミリーは複雑な思いを抱えながらも母にテオを紹介する。

スキー選手ボリスは、ひざの故障が致命的であることを宣告され、ドクターストップがかかる。しかし、妻やコーチに真実を言い出せず、苦悩する。

アンヌは、村長のクレールヴォワを脅して、弟バティストの保釈金を払わせる。エミリーは、強引な母に憤りを感じながらも、複雑な感情に揺れる。

10年前に村を去った理由を元恋人のボリスに問われたエミリーは、アレクシスとの関係を告白し、謝罪する。しかし、ボリスの心は複雑な感情に包まれる。

新ゲレンデ建設を巡る反対運動は激化し、アレクシス率いる反対派は強硬な手段に訴える。村長のクレールヴォワは、アレクシスを脅迫して運動を止めさせようと画策する。

スキー選手ボリスは、周囲からのプレッシャーと自身の限界を感じ、引退を決意する。コーチに引退の意思を伝えたボリスは、新たな人生への不安と期待を抱く。

村長のクレールヴォワが転落死を遂げる。事故と見立てられるが、憲兵のセルヴォズは村長の死を不審に思い、エミリーと共に捜査を開始する。

村長の死によって焦った製材所の社長ドゥニは、関係書類を燃やし始めようとする。しかし、エミリーとセルヴォズの追跡により、ドゥニの隠蔽工作は阻止される。

反対派リーダーのアレクシスは、覆面の男たちに襲撃され、仕事場も荒らされる。アレクシスに迫る謎の勢力と、村に渦巻く黒い影。

意識を取り戻したコルトの恋人ティフェーヌは、衝撃的な告白をする。コルトと共謀してボリスを脅し、金をだまし取ろうとしていたというのだ。

ホテルの防犯カメラとシャルロットの携帯電話のGPS記録から、火災発生時に彼女がホテルを出て居留地を訪れていたことが判明する。衝撃的な事実が明らかになり、エミリーはシャルロットに疑惑の目を向ける。

予審判事は、イスバ・ホテルの従業員エムリの殺害事件について、シャルロットとボリス夫妻を尋問する。それぞれの証言から夫婦の関係に亀裂が生じ、真犯人が誰なのか明らかになりつつあった。

地元企業の買収問題も浮き彫りになり、エミリーの父親ドゥニは会社を差し押さえられるという窮地に立たされる。事件の背後に潜む深い闇が徐々に明らかになっていく。