マルコ＆レックス～ローマ警察シェパード犬刑事シーズンゼロ配信視聴方法

通信制大学の教授がローマで首をつった状態で発見された。自殺か、それとも？新任警部のマルコと警部補のモンテロッソが、レックスと共に捜査を開始。まずは、ローマに縁がない教授がなぜローマにいたのかを探るべく、通信制大学があるノヴェドラーテに向かう。教授は研究熱心で同僚や生徒に慕われていたが、最近試験を巡ってトラブルがあったという。その生徒に聞き込みを進めると、ララという女子学生の存在が浮かび上がった。

ラグビーチームの会長が何者かに殺された。その日は選手たちの練習を見に行ったばかりで、選手の１人と契約金を巡って口論していたという情報も。チームは金銭面でうまくいっておらず、最近になって会長の娘の夫であるマジーリが経営陣に加わった。彼はサッカー賭博に嫌気がさして経営していたサッカークラブを売却し、それをラグビーチームの資金としたのだ。マルコたちは、犯行時刻にトレーニング施設にいた選手がいないか探す。

チョコレートを製造するオノラティ社の社長であるルッジェーロ・オノラティが死亡する。死因はチョコレートに入っていたシアン化合物による中毒死だった。ルッジェーロは引退した父親の後を継いで社長になったばかり。彼の妻いわく、会社を継げなかった姉とは仲が悪かったという。一方、モンテロッソは旧友との食事を控えており、体形を気にして減量中。甘いものが大好きなモンテロッソはチョコレート絡みの捜査でイラ立ちが募る。

狩猟を楽しむ４人の仲間たち。しかし、その内の１人が銃殺される。被害者のルイジ・マンチーニは、アフリカのサファリやヒマラヤのトレッキングに行くような行動派。一緒に狩猟に行ったリッツォとは高校時代からの友人で、ペルグリーノとはサファリ、コンテとはボートクラブで出会った。彼が銃殺された時、他の３人は別行動をしていたと話すが…。マルコは仲間たちに話を聞くうちに、マンチーニ夫人の秘密を知る。

修学旅行でローマを訪れている教師と生徒たち。しかし、観光の代わりに彼らが訪れたのは警察署だった。生徒のサラがホテルでいじめに遭い、薬を盛られたのだ。マルコがサラを聴取したところ、彼女をいじめた犯人はクラスメートのクララ・モネッティだと判明。しかし、クララは警察署内で姿を消す。レックスがクララの所持品を頼りに追跡したところ、彼女はトイレの窓から転落して亡くなっていた。当初は自殺かと思われたが…。

タンゴダンサーのコッラード・ファンティが、タンゴスクールで遺体となって発見された。死因は毒殺であり、彼の家は何かを探すために荒らされていた。マルコたちは殺害の動機を探るため、コッラードを巡る人間関係を調べる。コッラードはその才能で女性たちを魅了し、誰もが彼のパートナーとして踊ることを夢見ていた。しかし、女性たちの心をもてあそぶような面もあり…。タンゴ経験者のモンテロッソが事件解決に奮闘する。

マルコとレックス、そしてめいっ子たちを連れたモンテロッソが遊園地で楽しんでいる最中に、ショーに出演していたダンサーのマリーが殺害される。マリーの父親でありスタントショーの裏方をしているジェロームの住居を訪れると、レックスはマリーの持ち物から手がかりを見つける。遊園地のショーに関係するダンサーや舞台監督、スタントマンに聞き込みを続けるうちに、マリーを取り巻く人間関係が明らかになっていく。

秘匿捜査官のミケーレ・ロッシが、プロの殺し屋により殺害される。ロッシは麻薬の密輸を行う犯罪組織に潜入しており、その組織のボスは30年以上逃亡中の通称ザフラータ。ロッシと親しかったマルコはゴーリ署長の命令に背き、単独で作戦を実行する。ロッシが残した手がかりを頼りに、麻薬取引の現場とされる病院に患者として潜入するのだった。ロッシが追っていた犯罪組織を壊滅させるため、マルコたちの潜入作戦の夜が始まる。

郵便局員ジョヴァンニ・ガラルドが自宅で殺害された。マルコたちは、被害者と口論していた元妻に疑いの目を向ける。彼女は夫に未練があり、新しい恋人の存在を問い詰めていたのだ。一方、現場付近では東洋人が逃げる姿も目撃されていた。ジョヴァンニは郵便局で郵便物の紛失やクレームの対応を担当しており、最近は高齢女性に届いた身に覚えのない荷物に対応していたという。マルコたちは謎の郵便物の行方を追う。

アントニオは内気な男性にナンパの仕方を教える講師であり、バーで実践的なレッスンを行っている最中に何者かに刺殺された。マルコたちはアントニオの周辺の人間関係を洗い、彼の師であり“マスターマインド”と呼ばれるナンパのカリスマに会いに行く。ナンパが教えられるようなものかどうか懐疑的なマルコに対し、マスターマインドは男性心理について説明する。一方、モンテロッソは署内に気になる人ができる。