ヴィオラ シチリア島のミステリーシーズン2の配信視聴方法

他人の感情を色で見ることのできる“共感覚”を持つヴィオラが働くウェブニュース編集部は、メンバーのほとんどが入れ替わる。ヴィオラが事件記者をやめたいと考えるなか、刑事フランチェスコの母親が車の転落により、こん睡状態に。そこに、フランチェスコとは疎遠になっている父親も訪ねてくる。やがて、車のブレーキに細工がしてあったことが判明。ヴィオラから母親の秘密を聞いたフランチェスコは、父親が犯人ではと疑う。

コールセンター勤めの独身男性が自宅で毒殺され、冷蔵庫にあった焼き菓子からシアン化物が検出される。被害者が、焼き菓子を販売する製菓店の妻カルメラと親密なメールのやり取りをしていたことから、彼女に疑いの目が向けられる。さらに、被害者の給料に見合わない裕福な暮らしの資金源を探ろうと銀行口座を調べたところ、カルメラから多額の入金が。カルメラ犯人説が強まるが、フランチェスコは犯行手口の浅はかさに疑念を抱く。

実家に帰省中の女性が母親マリアの家で他殺体で発見される。元裁判官で、現在はアルツハイマー病を患うマリアからは有力な証言は得られないが、「５６０９」という謎の数字を繰り返す。マリアの長年のパートナーが、被害者が彼女を施設に預けようとしていたことに反対していたことから容疑者として浮上するが、彼にはアリバイがあった。マリアの部屋を調べたヴィオラとフランチェスコは、「５６０９」が示す意味に気づく。

神経精神科医の女性が深夜に自宅前で頭を殴られて重体に。被害者と親密な関係にあったと噂される患者の青年が犯行を自白するが、フランチェスコは現場の状況から何者かが罪を着せようとしていると推理する。そして被害者はヴィオラの同僚ラファエレの元恋人で、現在は彼の兄と婚約していることが分かり、フランチェスコはラファエレに事情聴取をする。そんななか、ヴィオラとフランチェスコのDNA型鑑定の結果が出る。

将来を有望視されていたバイオリン奏者が劇場のバルコニーから転落死し、フランチェスコは状況証拠から他殺を疑う。やがて、被害者は死の直前に警察に電話をしていたことと、同じ楽団に所属する恋人のフルート奏者アンブラと共に別の楽団に移籍しようとしていたことが分かり、フランチェスコは楽団に問題があると踏む。一方、ヴィオラはアンブラが抱える屈従の感情を見て取り、その対象を探るために彼女の身辺を調査する。

ヴィオラが路上で倒れている配達員の青年を発見し助けようとするが、目の前で息を引き取る。目撃証言により被害者はひき逃げされたことが分かる。警察の捜査により、被害者には質素な生活に見合わないほどの多額の預金があったことが分かり、フランチェスコは金銭がらみの犯行ではと推理。そんななか、情報集めのために被害者の追悼会を開いたヴィオラは、被害者の生前最後の配達先であった女性から重要な証言を得る。

早朝の動物病院で、獣医の女性の刺殺体が見つかる。フランチェスコは現場から逃げた女性を容疑者として逮捕するものの、証拠の矛盾から真犯人は別にいるものと見る。そんななか、被害者が叔母への多額の借金を返済しようとしていたことが判明。現場にあった血痕の分析結果を見たフランチェスコは、被害者がある組織犯罪に加担していたのではと疑う。一方、ヴィオラは容疑者の女性と父親の間の確執の原因を突き止めようとする。

障がい者センターで絵画講座の女性講師が遺体で見つかる。何者かにテーブルに頭を打ちつけられたようだ。前日に被害者と衝突した受講生の少年ルーチョが事件前後にセンターにいたことから容疑者として浮上する。ルーチョは名家の娘リタと恋仲にあり、被害者は2人の恋を応援していたが、リタの母親は交際に反対。ヴィオラたちは母親にも疑いの目を向ける。そんななか、被害者がリタのために弁護士に連絡を取っていたことが分かる。

スクーターに乗っていた17歳の少年が銃撃される。一命は取り留めたものの、弾丸が脊髄を貫通し下半身不随に。犯人特定のため被害者のSNSを調べると、彼が違法なバイクレースに参加していた疑いが浮上する。レースの主催者を聴取したところ、被害者は最近、大金を必要としていたことが発覚。被害者が参加したバイクレースの映像を確認したフランチェスコは、被害者が乗っていたスクーターにおかしな点があることに気づく。

ワイナリーの共同経営者が深夜の屋外で撲殺される。失踪中であるファラの恋人でワイナリーの元従業員であるハビブの帽子が現場に落ちていたことから、フランチェスコは彼を指名手配。間もなくハビブは逮捕されるが、黙秘を貫く。やがて、被害者が薬物の密売に手を染めていたことが判明。フランチェスコがハビブ犯人説に固執するなか、トゥーリは被害者がもう1人の経営者と経営方針をめぐって対立していたこと突き止める。

トゥーリから不穏なメッセージを受け取り彼の家を訪れたフランチェスコは、銃殺された男性のそばに座り込むトゥーリを発見する。被害者はトゥーリの旧友であり、妻カミッラの元恋人だった。トゥーリは黙秘を貫き、状況証拠は彼が犯人だと示すものの、トゥーリが人を殺すとは信じられないフランチェスコは彼が妻の罪をかぶっているのではと疑う。一方、父親が誰なのかを知ったヴィオラは現実を受け入れられずに思い悩む。

フランチェスコは実父と仲の良かったシチリア・ウェブのレオナルドに話を聞き、母の命を狙った事件の黒幕と思われるタリアフェロも仲間の１人だったことを知る。そして実行犯である整備士に再度接触するが、彼は薬物の過剰摂取により遺体となって見つかる。整備士は殺されたと信じるフランチェスコは彼の足取りを追い、タリアフェロの正体に気づく。一方、ヴィオラは自分の感情を見て以来、他人の感情を読み取れなくなってしまう。