ダヴィデ＆レックス～ローマ警察シェパード犬刑事の配信視聴方法

父親のアルドが率いる家族経営のサーカスの一座。冬の間は巡業の準備をしながら、動物園としてサーカスの動物たちを一般客に見せている。しかし、トラにエサをやるためにおりに入った息子のマテオが、トラに襲われて命を落とした。マテオが酒に酔っていたという話もあり、家族も署長も事故死だと考えるが、ダヴィデは何かが気になる。トラがマテオを襲う瞬間のビデオを見たレックスは、なぜか同じシーンでほえるのだった。

ドラマの撮影中、主演女優のソフィアが発砲により死亡する。小道具の銃が本物とすり替わっていたのだ。相手役のリッカルドにドラマのプロデューサー、撮影現場にいたスタッフから局のオーナーまで全員が殺人の容疑者に。殺人の動機とすり替えの手段を探るために関係者への聞き込みを進めるダヴィデとモンテロッソは、亡くなったソフィアが誰かと恋愛関係にあったというウワサを耳にする。一方、レックスは思わぬ才能を発揮する。

自宅でサウナを楽しんでいた男性が遺体で発見される。男性の死因は高温による心臓発作。サウナのドアが開かずに高温の室内に閉じ込められたことが原因かと思いきや、第一発見者の秘書は普通にドアを開けられたと言う。ただの事故ではないと感じたダヴィデは聞き込みを続け、被害者の恋人で化粧品会社の社長であるラウラに会いに行く。一方、クイズにはまっているモンテロッソは次の賞品のトレーナーを狙っている。

ある工事現場の昼休憩に作業員が集まっていると、高所の足場からマリオという作業員が落下し、死亡する。現場の責任者である技師のボーザによると、建設現場で働いた経験が乏しいマリオを常勤として雇ったのは、社長のミランテ夫人だと話す。しかし、マリオはミランテ夫人の娘リタと付き合い始め、夫人は２人の関係に反対していた。マリオは事故で転落したのか、それとも何者かに突き落とされたのか？

アメリア・ガッティという女性が、ナイフを持った男に突然襲われる。抵抗した際に、相手は致命傷を負って死亡。現場から去ったアメリアは、殺人の容疑者としてメディアで報じられるのだった。死亡したのは、ジョヴァネッティという悪党。なぜアメリアは、そんな男に襲われたのか？本人にも理由は分からなかったが、そこにはある女性の思惑があった。アメリアに事件の真相を聞くために、ダヴィデとレックスは彼女を追うのだが…。

ダヴィデは姪っ子のリーザとレックスを連れて、ある屋敷で行われるチャリティーイベントに参加していた。しかし、突如として現れた武装集団によって、会場は立てこもり事件の舞台に変わる。ダヴィデはイベントの主催者であるマルペンガを何とか外に逃がした後、屋敷内でレックスと共に犯人たちの目を盗んで動くのだった。屋敷の外では、通報を受けたゴーリ署長とモンテロッソも待機している。彼らは連携して事件を解決できるのか？

ペトリーニ議員が演説中に射殺された。発砲直前、異変に気づいた護衛のダノヴァーロが、即座に暗殺犯を射殺。アルカイダの一味による犯行と結論づけられるが、犯人の兄が弟は信仰心のかけらもなかったと主張するのだった。一方、ダヴィデは車を運転中、対向車に衝突される。運転していたジュリアは白血病で骨髄移植が急がれる状態だったが、養女である彼女の実の親は行方が分からない。

ダヴィデの元に発砲事件の一報が入った。撃たれたのはイタリア人でない男女２人。男は亡くなり、女は意識不明の重体で搬送された。そしてレックスは現場近くに放置されたトラックの中から、なんと女の子の赤ん坊を発見。捜査を進めるうちに、養子縁組を待ち望む人々と怪しい斡旋業者に行きあたり、背後に人身売買が絡んでいることが明らかになっていく。一方でローマ中央警察署の面々は、慣れない赤ん坊の世話に悪戦苦闘する。

イベントが行われているホテルの屋外特設会場に、女性が２階から転落してきた。彼女が宿泊していた部屋からは、銃殺された男性の遺体が見つかる。転落したオルネッラは一命を取り留めたものの、記憶を失っていた。ローマ郊外の自宅で過ごすことが記憶を取り戻す助けになるという医師の助言により、早々に退院し自宅へ戻ったオルネッラ。彼女には数か月前に自殺した妹がいた。

コロッセオを臨む人けのない場所で夫婦が襲われる。弁護士である夫は車のトランクに閉じ込められていたところを通行人に救出されるが、そのすぐそばでは妻が心臓を刺されシーツをかけられた状態で見つかる。夫の証言から犯人は旧ユーゴ出身者だと考えたダヴィデは、彼が過去に弁護を担当した依頼人を調べる。捜査を進めるうちに殺された妻が不倫していたことが判明するが、その相手は夫と意外なつながりのある人物だった。

ダヴィデとレックスが、何者かに吹き矢で毒を投与された。テヴェレ川に落とされたダヴィデは幸い岸に打ち上げられ発見されたが、レックスの行方は分からない。意識の戻ったダヴィデは病院を抜け出し、レックスの行方と犯人を捜し出そうとする。そんな中、ダヴィデが発見されたのと同じ場所で、生物毒を専門とする学者の溺死体が発見される。さらに、レックスと思われる犬を率いた強盗事件が何件も発生しているとの知らせが入り…。

倉庫で銃撃事件が発生する。ダヴィデは現場に急行するが、既にミアーノという刑事が現場を仕切っていた。ダヴィデとミアーノは過去に“グレー”という正体不明の犯罪者を共に追っていたが、あと一歩のところで逃げられていた。ミアーノによると銃撃事件で負傷したベルトーネは産業スパイで、盗んだ特許をマイクロチップに保存していたという。ベルトーネを移送することになったダヴィデは、その途中で何者かの襲撃を受ける。