警視グレイスの配信視聴方法は？

マイケル・ニュワードは独身の晩に4人の友達と時間を過ごしていた。彼の親友でありビジネスパートナーでもあるマーク・ウォーデンは、ジャージー島の悪天候のために合流することができなかった。友人たちは、ジョークとしてマイケルを森へ連れて行き、棺桶に入れて地下に埋葬する。数時間後に彼を救出するつもりで、彼らはトランシーバーを通じてマイケルとコミュニケーションを取っていたが、途中で車の事故が起こる。

アパートメントの中で、ボンデージスタイルの服を着て宙に吊るされた死体が見つかった。死者の名前はクラウディオ・フリゼッリで、部屋には性的興奮を高める薬と、倒れたスツールが散らばっていた。初めは性的な遊び中の悲劇的な事故と考えられたが、グレイス警部は何かがおかしいと感じた。フリゼッリのケースがまだ解明されていない中、今回は草原で別の死体が見つかった。

ジョギングをしていたグレイスは、海岸で発見された死体の回収に手を貸す。この遺体は警察のデータベースを取り扱う部署に所属する女性で、実は休暇を取っていた。その一方で、有名なカップルの奥様が自宅で命を奪われているのが発覚する。詳しい調査の結果、夫は少年時代に犯罪を犯していたことが判明。そのため、彼を主犯と見て、グレンを含むチームが調査を進めるが、夫は以前の犯罪も含めてすべてを否認していた。

ブライトンに位置する放置された下水道から、骨だけとなった死体が明らかになる。手掛かりは少ないものの、グレイスはこの遺体が行方不明になっている彼の妻・サンディではないかと懸念する。その一方、あるアパートのエレベーター内で女性が閉じ込められる事件が発生。彼女は無事救出されるが、アパートの名義は他人のものであり、部屋の各所には鍵がかけられて警戒心が強まっている。そして、その女性を狙っていると思われる男の存在が浮上する。

イギリス海峡で作業中の掘削船が、吸い取り部分で異変を感知した。異変の原因は、シートで覆われ、重石をつけられた人の遺体によるものだった。海中に故意に遺棄されたとの推測もあったが、身体には切り傷が見受けられ、さらに臓器が取り除かれていることが判明。これにより、臓器の違法取引の可能性が高まる。その頃、カリーと彼の母レイラは病院で移植手術を心待ちにしていたが、再び手術が中止になる状況となった。

ジョギング中のグレイスは、海岸での遺体発見現場に参加することになった。この遺体は警察の情報管理部に所属する女性で、彼女は休暇を取っていたという。一方で、裕福な夫婦の中の妻が自宅で命を絶たれているのが発見される。詳しく調査すると、夫は過去に少年時代の犯罪歴が判明。そのため夫を疑う声が高まる中、新たにチームに戻ってきたグレンと共に捜査を進めるも、夫は自身の犯罪歴を認めつつも、この事件への関与を強く否認した。

三台の車が関わる交通事故が起こり、通学途中の大学生トニー・ロビンソンが亡くなる。加害者は逃げたまま。さらに、トニーのバッグからエクスタシーが見つかり、警察はこれを計画的な殺人事件として捜査を始める。現場に残された逃走車のサイドミラーの破片から、自動車修理工のジェイソンが捜査線上に浮かぶ。工場の監視カメラの映像とジェイソンの叔父の証言により、ひき逃げの犯人が仮釈放中の元麻薬ディーラー、イワンであることが判明する。

地元で人気の歌手ガイアの自宅で、彼女のバンドメンバーが銃撃される事件が起こる。犯人はドア越しに銃を発砲し、その後逃走した。警察は本当の狙いがガイアだった可能性が高いと見て捜査を始める。続く日には、養豚場から人骨の一部が見つかったとの報告が入る。骨はほとんどが豚によって噛み砕かれ、顎の骨と入れ歯のみが残されていた。確固たる証拠はないものの、10年前に行方不明になった近くのパブの経営者、チャールズ・スプリングのものではないかと推測される。

資産家の老婦人を狙った強盗事件が発生。犯人は水道会社の職員に扮して被害者の自宅に上がり込み、多数の美術品や骨董品を盗んで逃走した。盗まれた物の中には、父親の形見の懐中時計も含まれていた。さらに、被害者のアイリーンは犯人から激しい拷問を受けており、重傷を負って病院へ搬送されたという。駆けつけた兄のギャビンは、事情聴取に来ていたグレイスの前で怒りをあらわにする。その後、治療の甲斐なくアイリーンは死亡。

早朝、国立公園の山頂で身元不明の男の遺体が発見される。近くに水辺はなく、雨も降っていないのに、遺体は全身ずぶ濡れ。別の場所で溺死し、山頂に遺棄されたものと見られた。第一発見者は、朝早くから園内を巡回していた男性だ。彼は山頂から歩いて15分ほどの駐車場で、黒いスーツを着た男とすれ違ったという。警察は、黒いスーツの男を容疑者として捜査を始めるが、溺死体の身元も特定できないうちに、別の殺人事件が起きる。

ホーヴ湾沿いの道の工事中に白骨遺体が掘り起こされた。そして同じ朝、若い女性のローガンが拉致される事件も発生する。白骨遺体は30年前に殺された若い男性で、体に"お前は死んだ"と烙印が押されていた。そしてローガンの家族に接触した犯人も、ローガンに烙印を押すと警告する。同じ文言の烙印だったことからグレイスは同一犯の可能性を追う。そんな中、新たな被害者が現れ、ローガンを救出するために時間との勝負が始まる。

長年、行方不明だった妻のサンディと、ついに再会することとなったグレイス。サンディは、ためらいながらも失踪の真相を語る。一方、ブライトンでは男性が毒ヘビに噛まれる死亡事件が発生。被害者は、以前グレイスが逮捕した強盗だった。イギリスでは珍しい、ヘビによる死亡事故に、グレイスは奇妙な違和感を覚える。すると、ニューヨーク市警から１本の電話が。ブライトンへ逃亡したと見られる女性の捜索と保護を要請する電話だ。