ヴェラ～信念の女警部～シーズン14の配信視聴方法・どこで見れる？

英国推理小説界の至宝アン・クリーヴス原作。2011年に英国 ITVで放送開始以来、シーズンが進むごとに視聴者数を増やし、現在では、ITVを代表する看板ミステリーシリーズ。イングランド北東部を舞台に、仕事中毒で部下に対して厳しい一面を持つ、言わば鬼上司的な刑事ヴェラが、人間の心の機微を深く読み取りながら事件を解決に導く！

OBE（大英帝国勲章： Order of the British Empire）の称号を持ち、ゴールデン・グローブ賞ほかBAFTAなど輝かしい受賞歴を誇る英国の名優ブレンダ・ブレシンが演じる主人公ヴェラは、寝食を忘れるほどの仕事中毒。彼女の生活は、事件捜査を中心に回り、時折、反論もできないほど辛辣な言葉を部下に投げかけたり、部下のプライベートに影響を与えることも多い。しかしそれは、彼女が捜査に情熱を傾けるが故であり、それほどまでにヴェラが捜査にのめり込むのは、事件の裏に隠された哀しみや憎しみ、人間の心の機微を深く読み取ってのことだ、と署内の人間も理解しているため、チームの絆は強い。

最終シーズンとなるシーズン14でも、シーズン13で約10年ぶりの復帰を果たしたデヴィッド・レオン演じるジョー・アシュワース刑事が引き続き出演、さらに「オックスフォードミステリー ルイス警部」のケヴィン・ウェイトリー他、豪華ゲストがファイナルを飾る！
また、最終話は、2024年に英国で出版されたアン・クリーヴスの最新小説『The Dark Wives（原題）』を原作としている点も注目である。
ブレンダはインタビューで、2023年の夏、愛する夫と愛犬ジャックと一緒に過ごす時間を大切にするために、すでに十分ヴェラを続けているのだから、シーズン13で完結させようと思っていたと語っている。

本来であれば誕生しなかったかもしれないシーズン14。
ブレンダだけでなく、他のキャスト、制作陣の熱い思いの詰まった最終シーズンとなっている。

妻を殺した罪で20年間も服役していたルーカス・コーブリッジに逆転無罪の判決が下された。マスコミの事件への関心が高いことから、ヴェラがルーカス事件の再捜査を担当することになる。だがルーカスが出所した日に、仮釈放されたばかりのザカリーが遺体となって発見され、ヴェラたちは２つの事件を同時に捜査することに。２つの事件は無関係と思われていたが、ルーカスとザカリーが刑務所内で親しくしていたことが判明し…

児童養護施設でボランティアをする大学生のジョシュが惨殺され、湿原で遺体となって発見された。そして事件当日、同じ施設の16歳の少女クロエが行方不明に。殺害現場が施設であったことからクロエが事件に関わっている可能性が高く、殺人事件の捜査を進めるかたわら彼女の行方も追うことになる。入院していたケニーが復帰するが、犯人の痕跡がほとんどなく捜査は難航。ヴェラはクロエの日記を手がかりに彼女の心情に迫っていく。