獣医ヤコブスの事件簿の配信視聴方法は？

2014年からドイツで放送され、800万人以上の視聴者を魅了し続けている大人気クライムドラマシリーズ『獣医ヤコブスの事件簿』。人間嫌いの元警察官である獣医ヤコブスが、海沿いの静かな村で次々と起こる不可解な事件に巻き込まれていきます。

元警察官のハウケ・ヤコブスは、新たな人生を歩むため、海沿いの静かな村シュヴァニッツで獣医として診療所を開業。しかし、そこで数々の事件に巻き込まれることに…。タフな地元警察官ローナ・フォークトと、陽気でおしゃべりな助手ユーレ・クリスティアンゼンと共に、平穏な村に潜む事件に挑むことになります。

かつてハンブルクで警察官を務めていたハウケ・ヤコブスは、退職後に心機一転、獣医として新たな人生をスタートさせるためにシュヴァニッツに移住。古い船を購入してそこに住み、地元の獣医の診療所を引き継ぎます。そして、元々その診療所で助手として働いていたユーレ・クリスティアンゼンを雇い、静かな生活を望んでいたヤコブスでしたが、警察官としての過去が彼を事件から遠ざけることはありませんでした。

海沿いの小さな村シュヴァニッツに引っ越してきた獣医のハウケ。初日に暴走車が海に飛び込むのを目撃します。自殺したと思われる運転手は、偶然にも村の獣医師でした。同じく現場に居合わせた警察官ロナは、ハウケに亡くなった獣医の動物病院を引き継ぐことを提案します。

翌日、ハウケが犬と浜辺を散歩していると、再び事件が発生。漂着した船の中で2人の男性の遺体を発見します。砂浜には何者かの足跡が残されていて…。

7年ごとに訪れる2月24日と25日は、シュヴァニッツの村に恐怖が広がる時。かつて村人たちに倒された悪名高いバイキング、ヴィルデ・スヴェンの怨霊が2人の村人を呪い殺すとされる。前回はローナの親友が犠牲になった。そして今年、再び悲劇が起こる。自宅のベッドで発見された男の死因は、不自然なほどの水摂取による溺死だった。この男は7年前、ローナの親友が不慮の死を遂げた時に現場にいた人物でもある…。

ある平和な朝、シュヴァニッツの静けさが銃声で破られた。ローナの父、レイマー・フォークトの居住する施設で、撃たれた旅行者が命を落とす事件が発生した。この旅行者は、最後の瞬間に側にいたヤコブスに金属片が包まれた紙を手渡して息絶えた。ヤコブスが船に戻ると、侵入者の痕跡を発見し、間もなくして彼は見知らぬ男に銃を突きつけられた。一方、事件で使用された銃を調査したローナは、諜報機関の関与を疑うに至る。そして、彼女は自らの父の過去に疑念を抱き始める。

村でノルディック・レースが開催される中、海上でスウェーデン人犯罪者と思われる男性の遺体が発見された。そのニュースは集まった観客たちの間で広がり、ローナは現場に現れた犯罪者と同郷であるニルスたちスウェーデン人グループを怪しく思う。同時に、ユーレは10年前のこのレースで事故死した兄の遺志を継ぎ、自らもレースに参加しようとしていた。そのことを知ったヤコブスは、ユーレの父から息子がレースに出るのを阻止してほしいと依頼される。

地元の動物病院で計画されていた新しい動物保護施設の資金が、警官に変装した２人組によって盗まれる事件が発生する。この事件の犯人と直接接触したユーレが聞き出した一言が重要な手がかりとなり、ローナは犯人の特定に向けて動き出す。一方で、ヤコブスの前にかつての恋人であるサンディが突然現れ、彼女の願いを叶えるために船旅に出ることを決心する。ヤコブスの不在に不安を感じるユーレは、彼の支援がなくなることに心を痛める。

静かな森に突如、銃声が鳴り響く。撃たれたのはシュヴァニッツに住むフィリップ・ベネディクト。重傷を負い、昏睡状態となるも、村人たちの反応は冷たかった。傲慢で好色な彼は、いわゆる「村の嫌われ者」なのだ。ローナがヤコブスと犯人捜しに奔走する一方で、ローナの父・レイマーは怪しげな男と接触し、銃で撃たれてしまう。ケガを負った父をローナは警察署にかくまうが、彼を追ってきたハンブルク警察の捜査官がやってくる。

休診日の朝、ヤコブスの元にユーレから電話が。渋々ながら電話に出ると、港の近くで男性が倒れているのを発見したという。ヤコブスは駆けつけて救命措置を行うも、男性は死亡。検視の結果、殴る蹴るの暴行を受けていたことが判明する。どういうわけか、遺体の体表には金粉が付着していた。かつてシュヴァニッツでゴールドラッシュが起きたという言い伝えがあり、ローナは被害者が金脈を見つけたのではないかと推測する。

ベントは娘のヴィープケと犬の散歩をしていたところ、何者かに背後から殴打され娘をさらわれてしまう。その後、誘拐犯から身代金として10万ユーロを要求される。だが身代金の受け渡し後もヴィープケは帰らず、犯人も逃走中に事故に遭ったようだが、こつぜんと姿を消してしまう。一方、ヤコブスの元には潜入捜査官のティモが訪ねてくる。正体を隠しているティモとユーレは犬の治療を通じて互いに好意を寄せ合うのだが…。

失踪した父宛ての手紙を受け取ったローナ。その内容は、妻の敵討ちをするレイマーに話し合いを求めるものだった。匿名の差出人に警戒しつつも、指示された場所に乗り込んだローナは、時限爆弾の起動スイッチを踏んでしまう。一方、ヤコブスとユーレは、広大な敷地を持つミュラー農場を訪問。馬たちを死に追いやるウイルスの感染源を特定するため、厩舎で調査をしていた。すると突然、農場の管理人がもがき苦しみ、謎の死を遂げる。

昏睡状態から目覚めたフォークトは警察官として職場に復帰するが、ヤコブスが同僚として働いていることに違和感を覚える。そんな中、プロの殺し屋の犯行と思われる身元不明の遺体が発見され、２人で一緒に捜査をすることに。一方、犯罪組織での潜入捜査を終えたティモが再び村にやってきてユーレにプロポーズをする。ユーレは今の生活とティモとの新生活のどちらかを選ばなければならず葛藤するが、答えを出す前に事件が起き…。

ある朝、ヤコブスは浜辺に打ち上げられた女性の遺体を発見する。遺体の首の周りにはあざがあり、何者かに絞殺されたようだった。知らせを受けたローナは、事件の手がかりを求めて被害者の自宅を訪れるが、そこで犯人と鉢合わせし、銃で撃たれてしまう。まんまと逃げおおせた犯人の手がかりはなく、捜査は難航。焦るヤコブスの元に、キール署のザーラ・ヴィンターが現れ、今回の事件の犯人は連続強姦殺人魔だと告げる。

フォークトの後任としてハナ・ワーグナーが着任するが、フォークトを失った傷が癒えていないヤコブスは彼女を受け入れられない。そんな中、州首相のヴェングラーがシュヴァニッツにやってくることになるが、その件で何か事件が起こることを嗅ぎつけたジャーナリストのバンクが殺害されてしまう。州首相の警護を担当するシュミーデルはヤコブスにバンク殺害容疑をかける。そしてヤコブスの船から凶器の銃が発見されるのだが…。

警察署にハナを訪ねて1人の青年がやってくる。彼はカネを無心するも断られ、ハナが席を外した隙に拳銃を盗んで逃走。その足でオスカーのガソリンスタンドに強盗に入る。銃を盗まれたことに気づいたハナは、合流したヤコブスと共に強盗犯を追うが、カーチェイスの末にパトカーが横転。ヤコブスは頭を強打し、事故の直前の記憶を失ってしまう。一方、バロウ農場で牛の出産に立ち会ったユーレは、母牛の大量出血に違和感を覚える。

スピード違反を取り締まっていたヤコブスたちはクリーニング店の車を止める。運転手が挙動不審だったため、その車を調べるとアタッシュケースの中から切断された親指が出てきた。運転手は運び屋として使われていたようでケースの中身は知らなかったと釈明する。だが取調室で運転手を弁護士と２人きりにした隙に彼は殺害されてしまう。親指の主はマフィアのボスの息子のものだと判明し、ヤコブスはボスと接触を図るのだが…。